typhoid

 

 

腸チフスという感染症にかかった。

 

 

-前置き-

大丈夫?という心配の声を頂きたい意図の日記ではなく、

喉元過ぎればしんどさを忘れてしまう私自身への戒め(?)日記です。

 

 

1月22日の明け方、寒気と震えに加え激しい頭痛。

「なんじゃこりゃ、エアコンの設定ミスったかな」と思いながらも

アラームが鳴るまでは(鳴っても)絶対に起きないポリシーは貫いた。

 

起きる前から薄々気付いてはいたが、やはりこれは熱だ。

しかし、測ってみると思っていた以上に高熱でびっくりした。

 

昼に少しは熱が引いたので仕事へ行き、

しっかり寝れば明日の朝には治るだろうと早めに寝た。

 

次の日、「え、全然引いてないやん」。

 

カンボジアにはインフルエンザはないものだと思っていたわたし。

上司にインフルかもね、と言われ、

「ひょっ… なんと… 人さまに移してはいけぬ…」と思い病院へ。

 

お医者さんは最初インフルか、デング熱かな、と言ったが

血液検査と尿検査、ついでに肺のレントゲンまで取ったけれど

特定できる原因がない、との診断。どういうことー。

(尿ってお小水って言い方をするのか、と勉強になったのはどうでもいい)

 

とりあえず貰った薬を飲み、ビタミンの多そうなものを食べ、

ポカリを飲み、明日の朝に期待を込めて寝た。

 

がしかし、朝一の体温計は、39.6℃と言ってきた。

( ゜_ ゜)

 

そして、頭痛が頭痛で目を開けたくないぐらいのもの。

会社を休み、1日寝ることに。

 

解熱剤を飲んでも38℃台を行ったり来たりするだけ。

次の日も結局下がらなかった。

 

「あの~これはもう一度行った方がよいのでしょうか~」

と、病院へ電話し、来てくださいと言われたので

トゥクトゥクを呼ぶが、こういう時に限って

ブレーキの強弱が下手過ぎる運転手に当たるのだ。

 

「おまっ… あえて今急ブレーキかけたやろ…

あぁ… 頭を無駄に動かさせるなし… 」

 

お医者さんは前回より詳しい血液検査をした。

1つは夕方に結果が出るもので、もう1つは1週間ぐらいかかりますと。

 

結果が出たと電話があり、話を聞いた。

これかもと見当をつけていらした病気(もう忘れた)ではなく、

でも、血液中の炎症度(?)は高いので、原因がどこかにあるはずだ、と。

「うーん、きっとそうでしょうねえ。」と思いながら、

明日も下がらなかったら、また来てくださいと。

 

次の日もやっぱり下がらないよねえ。

「そろそろもうしんどいよぅ」と思いながら病院へ再び。

「入院しましょうか…」

「あー、え、えー、はいー」

 

入院できる病院は別のところなので、

一度家に帰って支度をし、長旅(ちょっと遠い)へ意気込んだ。

 

こちらでも血液検査に始まり、レントゲン、

心臓や胃などのエコー(乳腺はがされまくって痛かった)、

発熱時から今までの説明を1からした。

 

最初に見てもらっていたお医者さんも、

この新しい病院のお医者さんも、

一番危惧していたのは敗血症だったので、

1晩目、私はICUに寝かせられた。

 

が、明らかに隣に寝ている方々との症状の重さが違う。

おさらいするが、私の症状は熱、頭痛、関節痛。

もちろんしんどいのだけれど、以上だ。寝るしかない。

 

問題は私は寝ている時にいびきをかく人間だということ。

ICUでいびきをかいて寝る人間なんて、そうそういないだろう…

 

39℃台の熱も出なくなり、少し楽になり、

次の日は通常病室へ移動できることになった。

 

寝る、寝る、寝る、仕事の連絡をする、寝る、寝るだったが、

寝るのも飽きてきて、昔のドラマを見始めた。

 

入院2日目も過ぎ、3日目。

 

朝一の検血は6時を少し回ったぐらいで、

「早すぎやしませんか…」と思っていたら

2度寝していたみたいで看護師さんはもういなかった。

(注射は平気、むしろウェルカムな人間)

 

7時頃の回診では、

「(前の病院で出した)検査が金曜ぐらいに

結果が出ると思うので、それまではここ(入院)ですねえ」

と言われ、

「およよ… わたしゃいつまでシャワーに浴びられないのじゃ…」

(汚い話、頭痛が重すぎて髪の毛を数日洗っていない)

と思っていたが、

11時頃に看護師さんが来て、

「腸チフスだったよ~」と、

「今日のごはんはカレーだよ~」

みたいなテンションで知らせてくれた。

 

腸チフスとはなんじゃ、ということだが、

厚生労働省検疫所のサイトによると、

腸チフス、パラチフスは、それぞれサルモネラ属のチフス菌とパラチフス菌による感染症です。口から移る病気ですが、下痢はあまりみられません。菌が腸に入った後、血液中に侵入するのが特徴です。感染したヒトの便や尿に汚染された水、氷、食べものを取ることによって移ります。ごく少量の菌によって感染することもあります。

とある。

 

「どゆこと??」と思ったけれど、

ハエなどがその菌をどこからか運び、そいつが止まったであろう

食べ物をわたしが口にした、ということらしい。

 

「そんなん防ぎようなさすぎやん…!」って感じだが、

菌が付着したものを口にしたところで誰もが感染するわけではなく、

免疫力が落ちていたりすると、感染するのだそう。

 

ま、とにかく原因がわかりすっきりしたが、

感染症なので私は個室に隔離(?)された。

 

「熱もそんなに上がってないし、シャワー浴びたい?」

と優しい看護師さんが聞いてくれ、シャワーにありつけたわたし。

(左手の甲に点滴の針が刺さったままで、なかなかの至難の業だったが。)

 

「ひゃ~ シャワーっていいね~」

と浸りながら病室で髪の毛を乾かしているその時、

主治医のお医者さんが研修生(?)をたくさん引き連れてやってきた。

私はドライヤーを片手に持ち、個室は白衣の先生たちでパンパン。

今考えても、その状況はとてもシュールだった。

 

そして次の日、晴れて退院…!

 

早くない?って感じもしたが、

人から人へ移る可能性はほとんどなく、

また、腸チフスの症状は薬を飲めば止まる、というものでなく

熱が出たら解熱する、頭が痛かったら痛め止めを飲む、

それしかできないのだそう。

 

その後も微熱は続いたが、最初に熱が出てから2週間弱、

現在はほとんど回復した。

 

が、毎日”文字通り”の寝てるだけの生活だったので、

体力の衰えが尋常でなく、歩くのが遅くなった。関係あるのか?

 

 

平熱35℃の生活に戻り(それはそれで低すぎ)

「熱がないって幸せ!健康第一!」と

心の底から思うのです。

 

ビールがゴクゴク飲める日々に感謝です。

 

 



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